苦悩する芸術家に声をかけるな
皆さん、「フライドポテト」のことを考えてみようよ。それほど敬遠するようなことじゃない気がするんだ、「姉ちゃん」については。
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薄暗い金曜の午前は友人と
先日梅雨が明け、今日セミが鳴き出してたのを聞いて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と感じた。
もうすぐ夏休みという休みの日の午前中、少年は縁側でアイスクリームを食べていた。
頭上では風鈴がときおり涼しげに鳴っていた。
朝から日が強く、日光が少年の座った足を照りつける。
少年は半ズボンという格好だ。
汗がほっぺたを伝って流れ、アイスも溶けて垂れてきた。
少年は、近所の市民プールのプール開きを待ち焦がれていた。
気どりながら歌う姉妹と横殴りの雪
花火大会の季節だけれど、住んでいる位置が、リゾート地で週末の夜、花火が打ち上っている、もはやあきてしまって、新鮮さもなくなった。
週末の夜、打ち上げ花火をあげているので、ものいいも多数あるらしい。
俺の、住居でもドンという花火の音がやかましくて子がびくびくして泣いている。
夏に一回ならいいが、夏の間、毎週夜に、だらだらと大きな音が鳴り続けていては、うんざりする。
すぐに終わればいいのにと思う。
天気の良い平日の日没に昔を思い出す
喫煙は体調に百害あって一利なしだ。
と、知っていても買ってしまうものらしい。
社会人になりたての頃、お客さんとして会った旅行会社の社長である年配の方。
「身体が病気一つしないのはニコチンと酒のおかげです!」なんてハッキリ言い切っていた。
こんなに堂々と言われると、無駄な脱ニコチンはしなくてもOKかもしれないと感じる。
どしゃ降りの平日の朝は座ったままで
少年は真夜中の3時に目が覚めてしまった。
夏休みもすでに10日程度経った夏だった。
暑くて寝苦しくて熟睡できなかったのだろう。
扇風機は部屋の空気をかき混ぜているだけで、ちっとも涼しいとは思えない。
暑くて眠れないし、お腹も空いたので、少年はカレーを作ろうと思った。
冷蔵庫を開いて食材を確認し、野菜と肉を切りそろえ、炒め、そして煮込んだ。
夜が明けそうな時間には、家中にスパイシーなカレーのいい香りが漂ってきた。
雨が上がった金曜の夜明けは焼酎を
友人の知佳子の彼氏であるSさんの働く食品会社で、いつも梅干しを注文している。
酔っぱらうと電話をくれるSさんの可愛い社内SEのEくんという男性は、ほとんど会話がかみ合ったことがない。
素面のときのE君、わりとあがり症らしくあまりたくさん話さない。
そんな感じで、一回もE君とはまともに話をしたことがない。
風の強い祝日の晩は散歩を
有名芸能人が引退発表みたいで、ニュースやらワイドショーでたんまり報道しているが、めっちゃすごいなと思う。
また次の日本の首相がどういった人になるかという話よりニュースでも順番が速かった。
どういった政治家が首相になろうが変わらないって考える人もすごくいるし、それよりは大物司会者が芸能界を突然引退表明!!というのが何かしら影響がでそうなんですかね。
夢中で歌う兄さんとアスファルトの匂い
今日の体育の授業はポートボールだった。
少年は、球技は苦手だったので、不機嫌そうに体操着に着替えていた。
きっと今日は、運動神経バツグンのケンイチ君の活躍が目だつのだろう。
きっと今日は、運動神経のいいケンイチ君が活躍して女の子たちにキャーキャー言われるはずだ。
そうなると、少年憧れのフーコちゃんは、ケンイチ君がヒーローになるところを見るなるのだろう。
少年は「あーあ」とこぼしながら、体育の場へと出かけていった。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなく、少年のほうを何度も見ていたのを、少年は気付かなかった。
曇っている週末の夕方は冷酒を
プレゼントとして親友から貰ったこの香水は、落ち着いた香りである。
ぴったりな瓶で、意識して選んでくれた瓶で、ちっちゃい瓶でリボンがついていてお洒落。
匂いの雰囲気も香水ボトルも大きくいっても華やかではない商品だ。
店にはたくさんの商品が置いてあったけれど、ひっそりと置いてあったもの。
容量はちっちゃい。
持ち運びやすくお気に入りだ。
出かける時だけでなく、出張の時もカバンに、家で仕事をするときは机に必ず置いている。
そのことから、手提げの中は、同じ匂い。
いつでもつけているので、そうでないとき今日あの香りしないと気づかれる場合もたまにある。
香水ショップでたくさんの香りをつけてみるのは好きだが、この香りは今までの中で最も気に入ったものだ。
陽気に熱弁する彼とよく冷えたビール
きのうは、1ヶ月半ぶりに大雨が降った。
餌釣りの約束を息子としていたが、雷がなっているので、さすがに怖くて行けなかった。
一度、雨が降っていなかったので、できれば行こうということになったのだが、釣りに行ける準備を終えて、行ってみたら雨が降ってきた。
雨がやんだから釣り場に来ていた釣り人が、あわてて釣りざおなどを車になおしていた。
えさも解かして準備していたがもったいなかった。
またの機会にと言って釣り道具を片づけた。
来週は晴れが続くらしい。
その時は、今度こそ行ってみよう。
湿気の多い祝日の明け方に昔を思い出す
夏らしいことを特別やっていないが、仲間と来週、コテージを借りBBQを行う。
暑い時期の恒例だが、まれに、息抜きになる。
男手が少ないので、めちゃめちゃいっぱい準備をしないとな。
特に、炭の準備が、女の人は苦手な人が多いので、頑張らないと。
ただし絶対に全員でアルコールをがぶがぶ飲むその時は、お酒を飲みすぎない様に注意しよう。
サイト内コンテンツ
天気の良い土曜の早朝にお酒を
どんよりした仏滅の明け方にゆっくりと
泣きながら口笛を吹く父さんと突風
寒い土曜の夕方は散歩を
湿気の多い土曜の夜明けに食事を
ノリノリで口笛を吹くあなたとオレ
無我夢中で叫ぶ姉妹と公園の噴水
汗をたらしてお喋りする友達とあられ雲
芸術家に声をかけるな
目を閉じて体操する兄さんと観光地
陽気に話す父さんと紅葉の山
陽の見えない日曜の明け方に窓から
控え目にダンスする先生と飛行機雲
無我夢中で自転車をこぐ先生とアスファルトの匂い
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天気の良い土曜の早朝にお酒を
どんよりした仏滅の明け方にゆっくりと
泣きながら口笛を吹く父さんと突風
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